いのち短しエロゲせよ少年

いのち短し エロゲせよ少年
青き童貞 捨てぬ間に
熱きリビドー 醒めぬ間に
明日のエロゲは ないものを


いのち短し エロゲせよ少年
いざ手をとりて 彼のパッケに
いざ燃ゆる精を 君が顔に
部屋には誰れも 来ぬものを


いのち短し エロゲせよ少年
紅く染まる 無垢の様に
君が笑みを 我が心に
ここには人目も 無いものを


いのち短し エロゲせよ少年
情熱の色 褪せぬ間に
心の澱が 消えぬ間に
出会いはふたたび 来ぬものを


乙女の命が短いように、少年の命もまた短いのです。
気づくのは、引き返せない年齢になった後だけれども。